シモーン・ロシャ、ロクサンダ 最新のロンドン・コレクションは?

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ファッションジャーナリスト・マスイユウ
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 2月に開催されたロンドン・ファッションウィーク(LFW)は嵐のようだった。コロナ前のように1時間ごとにショーが催され、パーティーやディナーなどイブニングも復活。忘れかけていたフィジカルイベントの嵐となったのだ。しかも期間中には実際に、イギリスとしては非常に珍しいストームが直撃。暴風の中で開催されることに。

 相変わらずロンドンのスケジュールにはラグジュアリーブランドやスターデザイナーの不在が続く。しかしながら中堅の中から次なるトップとなるべきデザイナーが明確になってきた。

台頭する中堅デザイナー

 90年代に活躍したアイルランド人デザイナー、ジョン・ロシャを父にもつシモーン・ロシャはサラブレッドとして名門セントラル・セントマーチンズ美術大学の卒業時から注目を集めてきた。昨シーズンには10周年を迎え、これまでの集大成といえるコレクションで、親の七光りではないことを改めて世に知らしめた。フリル、リボンそして刺繡(ししゅう)を多用したフェミニンなドレスやアウターが多いが、その根底には反骨精神がある。ソックスやバラクラバを覆うパールビーズは彼女にとって、スタッズなのかもしれない。

 ロクサンダは、得意とする色彩豊かなカラーブロック。普段はドレスを彩っているが最新コレクションではスポーツウェア「フィラ」とのコラボに落とし込まれた。普段はテーラリングとドレスが中心、スポーツウェアとの相性を考えたことがなかったが実はイケる! そして昨今欧米で人気のウィンタースポーツ向けのアイテムもそろうなど、想像以上の充実ぶりだった。

注目の若手も

 中堅が安定のクリエーション…

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