「悪いことはしていない」旭川医大・吉田前学長が会見 頭下げず

有料記事

佐野楓、本田大次郎
[PR]

 国立の旭川医科大学(北海道旭川市)の学長辞任を3日付で認められた吉田晃敏氏(69)が8日、東京都内で記者会見し、同大の学長選考会議が吉田氏の解任を申し出たことについて「全く悪いことはしていない」などと反論した。一方で、「国民の皆様にご心配をかけ、深くおわびします」と述べたが、頭を下げることはなかった。

 吉田氏をめぐっては、学長選考会議が昨年6月、34件の不適切支出やパワーハラスメントなどを指摘し、文部科学相に解任を申し出た。吉田氏はこの直前に辞表を提出し、文科省の聴聞に対しては全面的に反論していた。学長選考会議が「新体制への移行を優先したい」として2月25日付で解任申し出を取り下げ、辞任が決まった。

 吉田氏が会見するのは、大学病院の古川博之院長の解任の経緯を説明した昨年1月26日以来。

 この日の会見では冒頭、吉田氏の代理人を務める弘中惇一郎弁護士が「学長選考会議は、我々の反論に再反論できないから解任申し出を取り下げた、と考えざるをえない」と指摘。不適切行為と指摘されたパワハラや学内での飲酒については、「思い込みや臆測に基づくものがあり、具体的な事実関係を把握していない」と批判した。

 また、契約が切れた学長特別…

この記事は有料記事です。残り467文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。