20代の市職員が6千万円着服 任意団体の口座から引き出し、競艇に

対馬通信員・佐藤雄二
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 長崎県対馬市は8日、観光商工課の20代男性主事が、任意団体「対馬観光活性化協議会」の口座から約6千万円を着服していたと発表した。県警対馬南署に刑事告発する方針。

 市によると、この職員は県観光連盟や市からの事業を受託する同協議会の事務局を担当。昨年9月中旬~今年2月下旬、観光振興目的の電子通貨やクーポン券の換金に充てるための資金が入った口座から、50~60回にわたり、合計約6千万円を引き出していた。

 2日夜に本人から申告を受けた上司が、預金通帳などを確認して発覚した。着服した公金は競艇情報サイトの情報料や舟券に充てていたという。

 複数人による出入金のチェックがされていなかったといい、比田勝尚喜市長は「再発防止に向けてダブルチェックなど複数人で取り扱う体制を守らせたい」と話している。(対馬通信員・佐藤雄二)