ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ビデオ中継を通じて英議会で演説した。侵攻を続けるロシア軍に対し、「我々は降伏しない、負けない。海で空で最後まで戦う」と決意を語った。民間人の犠牲が続く中、ウクライナの上空に飛行禁止区域を設定することも改めて求めた。
ゼレンスキー氏は、13日目に入った侵攻を「私たちが始めたわけでもない、望んだわけでもない戦争」と呼んだうえで、「それでも私たちは戦争を遂行しなければならない。ウクライナという国家を失いたくない。ナチスが戦闘を始めた時、かつて皆さんが英国のために戦わねばならなかったのと同様に、国家を失いたくない」と訴えた。「どんな犠牲を払ってでも戦い続ける」とも強調した。
また、シェークスピアの戯曲「ハムレット」から「生きるべきか、死ぬべきか(To be, or not to be)」を引き、「問いは13日間続いたが、今は明白な答えが出せる。イエス、生きるべきだ、です」とも述べた。
ゼレンスキー氏は演説でロシ…
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