世界に挑む「かなだい」 24時間上手な人を見る熱血ダンサー誕生

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坂上武司
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村元哉中物語(上)

 日本時間の3月3日午後3時過ぎ。

 米国のフロリダで高橋大輔と練習をする村元哉中(かな)は、日本にいる母親の智美(さとみ)さん(60)と姉で次女の小月(さつき)さん(31)、そして祖母とテレビ電話をしていた。

 「誕生日おめでとう。日本に帰ったらお祝いしようね」

 家族からのお祝いのメッセージを聞いた。この日は村元の29歳の誕生日だ。

「2年間でここまでできた」。熱血ダンサー誕生秘話です。

 母の智美さんは言う。

 「もう29なんてね。この時期が誕生日ですから、いつもこんな感じですよ。シーズン中ですからね」

 年末の全日本選手権は2位。惜しくも北京五輪の出場はかなわなかったが、1月の四大陸選手権エストニア)で日本勢最高位の銀メダルに輝いた。いま、村元は高橋とともに、23日にフランスで開幕する世界選手権に向けて調整中だ。

 悔しさがにじんだ全日本だったが、村元は言った。

 「まだ2シーズン目でここまで来られたのは本当にすごいことだなと思うし、それこそ、大ちゃんがシングルからアイスダンスになった、という2年間でここまでできたのは収穫。それこそ、大ちゃんが言う『超進化』だなと思う」

 めげることなく、ただ上を目指す。高橋とカップルを組む村元の芯の強さはどこから生まれたのだろう。

(下)は16日(水)に配信予定です

 村元は3人姉妹の末っ子。母…

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