コロナ禍で逆境の日暮里繊維街 手芸好きの「聖地」に起業の拠点

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本多由佳
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 世界中の手芸好きの「聖地」、東京都荒川区日暮里繊維街。外国人観光客がこぞって訪れ、大にぎわいだった街の風景は、他の観光地と同じく新型コロナウイルスの感染拡大で一変した。繊維街は今、どうなっているのか。

 2月下旬、和柄の綿生地を専門で扱う「ミハマクロス」(東日暮里6丁目)を訪ねた。コロナ禍前は客のほぼ100%が外国人で、この日も日本在住とみられる外国人客が扇子やクジャクなどが描かれた生地を手に取り、品定めをしていた。

 ネパール出身で中野区に住むゴウチャン・スシルさん(42)とアニータさん(39)は帰省時に家族や知り合いに渡す土産を探しに訪れた。アニータさんはじっくり時間をかけて、ツルやサクラが描かれた十数枚の生地を選んだ。「お母さんには赤い生地を選んだ。初めてサプライズでプレゼントする」と笑顔だった。

 同店は十数年前に外国人向け…

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