トヨタ春闘、集中回答日前に異例のスピード決着 2年連続で満額
近藤郷平 神山純一
トヨタ自動車の春闘は9日、3回目の労使交渉が行われ、経営側が組合の要求通りに満額回答を出した。トヨタ自動車労組はこれを受け入れて決着した。これまでは、集中回答日にほかの大企業と一緒のタイミングで、労組の要求に答えていた。今年は16日の予定だった。
豊田章男社長が2月にあった初回の交渉で満額回答の意向を示す異例の展開となっており、他社に先駆けた異例のスピード決着となった。満額回答は2年連続となる。
トヨタ労組は今春闘から「全…