トヨタ社長「計画を現実に即したものに」 4~6月は生産引き下げへ

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近藤郷平
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 トヨタ自動車は9日、4~6月の世界生産についてこれまでの計画を引き下げる方針を明らかにした。昨年8~10月の大幅減産を取り戻すため、生産を増やす挽回(ばんかい)生産をはかっているが、足元ではコロナ禍や世界的な半導体不足の影響で計画に届かないケースが続いていた。

 豊田章男社長が9日にあった春闘の労使交渉の場で、「足元の生産計画を現実に即したものに見直す」と表明。「4月から6月を『意思ある踊り場』として、安全・品質を最優先に、仕入れ先のみなさまの状況を踏まえた基準となる計画をつくり、健全な職場環境を整えたい」と語った。

 これまでの労使交渉では、取引先の部品メーカーに人手の確保などで大きな負担がかかっていることが課題にあげられていた。

 トヨタは当初想定していた4~6月の計画を引き下げ、部品メーカーに近く示す見通しだ。1100万台程度とする2022年度の世界生産計画についても今後、見直しが進みそうだ。

 豊田社長はこの日の労使交渉…

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