「超薄氷」「葛藤深めた」 大統領選、歴史的僅差に韓国メディア警鐘

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 「超薄氷」――。9日に投開票された韓国大統領選について、韓国主要紙は10日未明以降に電子版で配信した記事で、歴史的僅差(きんさ)での決着を強調して報じている。各紙とも、国民の「分断」に警鐘を鳴らす内容が目立った。

 今回の大統領選では、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユンソクヨル)前検事総長(61)が、進歩(革新)系の与党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)前京畿道知事(57)との一騎打ちを制し、当選を決めた。中央選挙管理委員会によると、得票率は尹氏が48・56%、李氏が47・83%。1987年の民主化以降の大統領選で、最も僅差となった。

 大手紙の東亜日報は「類例のない薄氷勝負で、憲政史上最も少ない票差」と紹介した。朝鮮日報は、僅差だったことから与野党間の協調の必要性が大きくなるとし、「政権交代に呼応しながらも、国政が独走できないように国民が牽制(けんせい)した」と分析した。

 聯合ニュースは、尹氏の当選…

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