ツイッター最多、Yay!やKoeTomoも 子ども巻き込む犯罪
田内康介
昨年1年間にSNSをきっかけに犯罪に巻き込まれた18歳未満の子どもは1812人いた。警察庁がまとめ、10日公表した。悪用されたのは前年に続きツイッターが最多で、警察庁は「SNSで知り合った人と会うことは様々なリスクがある」と呼びかけている。
犯罪の罪種別をみると、淫行など青少年保護育成条例違反の665人が最多。児童ポルノ657人、児童買春336人、略取誘拐といった「重要犯罪」が141人だった。被害者の約9割が高校・中学生で、小学生も83人いた。
警察庁によると、加害者と知り合ったSNSは、ツイッターが668人。インスタグラムが350人、グループ通話などができる「Yay!(イェイ)」113人、音声でやり取りする「KoeTomo(コエトモ)」71人、TikTok(ティックトック)が52人と続いた。
同庁は今回、SNSで知り合ったきっかけを初めて調べた。
最初に投稿したのが子ども側…