企業経営陣の多様性、遅々として 女性やマイノリティーは微増のまま

有料会員記事

ニューヨーク=真海喬生
写真・図版
[PR]

 企業経営陣の多様化がなかなか進まない。少しずつ変わってきてはいるが、依然として欧米企業では取締役の多くを白人男性が占め、日本企業でも大半が男性のままだ。女性や様々な人種を取締役に加えたほうが、企業の稼ぐ力が強いというデータがある。必要だとはわかっていても、歩みが遅い。

しんかい・たかお 1984年生まれ。21年春からニューヨーク支局員。街を歩くと様々な言語が聞こえ、多様性を実感する日々。

 米ニューヨークの中心、マンハッタン島の南端にある世界一の金融街ウォールストリート。かつては金融機関が立ち並んでにぎわったが、オフィスの移転やコロナ禍の影響でスーツ姿の会社員は減った。代わりに目立っているのが観光客だ。ニューヨーク証券取引所を中心に、金融街や米国の初期の歴史が垣間見える場所として人気を集めている。

 ひときわ人気を集める場所がある。証券取引所の目の前の石畳に立ち、取引所を見上げる小さな少女の像だ。

 身長約130センチ。「Fearless Girl(恐れを知らぬ少女)」と名付けられたこの像は、両手を腰に当て、背筋を伸ばして取引所をキリッと見上げる。少女と同じポーズで記念写真を撮るのが定番となっている。

 2月。メキシコの高校教諭フ…

この記事は有料会員記事です。残り2600文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

Think Gender

Think Gender

男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]