「声上げて」「本当に無力だ」ウクライナとロシア、両国関係者の葛藤

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重政紀元 高室杏子
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 ロシアによる侵攻が続くウクライナの状況を、千葉県内からかたずをのんで見つめている両国の関係者がいる。「日本から出来ることは何なのか」という葛藤は、当事者だけに突きつけられた問題ではない。

ロシア政府の主張は「茶番」

「どこもかしこも警報が出ていて、状況は悪いのだと思う」。千葉大の留学生、ローマンさん(21)は、ロシアの侵攻後、母国ウクライナの家族と友人との間で行っている連絡の様子を明かした。

 故郷は西部のリビウ。ポーランドに近接するため、今は避難を求める人たちが全土から押し寄せている。

 無事を確認しようとした友人…

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