ISが指導者の死亡認める 「後継者」への忠誠求める声明

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リビウ=高野裕介
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 過激派組織「イスラム国」(IS)は10日、インターネット上に音声による声明を出し、2月に米軍の作戦によって自爆したアブイブラヒム・ハシミ・クライシ指導者の死亡を認め、後継者となる人物について明らかにした。わずか2年あまりで米軍の作戦により2人の指導者が相次いで死亡したIS。組織の弱体化が指摘されるなか、後継者を据えて存在感を示す狙いがある。

 米軍は2月、シリア北西部アトマで特殊部隊による作戦を行い、アブイブラヒム指導者は自爆して死亡した。前任のバグダディ容疑者が死亡した際には、1週間以内に後継者を明らかにしたが、今回は1カ月以上を要した。米軍主導の有志連合イラク当局による幹部の殺害や拘束が繰り返されるなかで、公表に慎重だった可能性もある。

 ISは声明で、アブイブラヒム指導者に加えて広報担当者も死亡したと明らかにした。最後の「功績」が、シリア北東部で1月20日に起き、IS構成員を脱走させた刑務所襲撃事件だったとし、同指導者が後継者をすでに決めていたと主張した。

 新指導者はアブハサン・ハシ…

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