足止めの3・11 復興相は終日東京、被災地の追悼式の出席見送り

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編集委員・大月規義
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 東日本大震災から11年を迎えた11日、復興相の西銘恒三郎氏は終日東京にいた。被災自治体から追悼式への参加を求める招待状が届いていたが、応えられなかった。関係者によると、今年から政府主催の追悼式がなくなった影響が西銘氏に及んだのだという。

 「せっかく招待状をいただき、ぜひとも出席したかったが、予算案の成立に向け取り組まないといけない。出席できずすまないと思っています」。午前9時の閣議後会見で西銘氏はもどかしそうにそう話した。代わりに副大臣2人が宮城、岩手県内の追悼式に出席すると説明した。

 2月の会見で西銘氏は、福島県と、合同開催の岩手県・大槌町から追悼式に招かれていることを明らかにした。今から思うと、公言することで3・11当日は被災地の式典に臨みたいという「SOS」に映った。

 その時点で岸田文雄首相は福…

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