「1千枚の500円玉」は手数料?応援? 遠山元議員に懲役2年求刑

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植松敬、原田悠自
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 日本政策金融公庫のコロナ対策融資111件を違法に仲介したとして貸金業法違反(無登録営業)罪に問われた元公明党衆院議員・遠山清彦被告(52)の公判が11日、東京地裁であった。検察側は「国会議員や財務副大臣としての事実上の影響力を背景に犯行を繰り返し、国民の不公平感を増大させた」として懲役2年、罰金100万円を求刑した。弁護側は減刑を求めて結審した。判決は29日。

 この日はまず被告人質問が行われた。弁護人が融資仲介の理由を問うと、遠山元議員は「未曽有のコロナ危機で、資金繰りに困っている多くの企業を助けるためだった」と語った。

 議員らの紹介案件について窓口を一本化していた公庫の対応は「知らなかった。ただ、融資希望者には迅速、丁寧に対応してくれていた」と説明。財務副大臣時代にも仲介していたが、「私が直接公庫に働きかけず、融資審査には一切介入しないことなどに留意していた」と強調した。

 弁護人は111件のうち手数料を受け取ったのは17件である点も質問した。遠山元議員は「手数料だけではなく、私を今後も応援するという意味合いもあったと思う」と答えた。50万円の現金を1千枚の500円玉で渡されたこともあったといい、「『コツコツためた私の心を感じてください。応援しています』と言われた」と話した。

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