真珠の養殖いかだにつるした日本酒、お味は? 志摩の新ブランドに
臼井昭仁
真珠の養殖いかだに日本酒をつるして、「海中熟成」させる取り組みが三重県志摩市の英虞湾で始まった。波に揺られて、まろやかな味へと生まれ変わる酒を、新たな特産品にするのが狙い。海外への市場拡大のほか、海からの引き揚げ作業に参加する「体験型ツアー」も計画するなど夢は膨らむ。
この取り組みを企画したのは、旅行会社の伊勢志摩ツーリズム(伊勢市)と、東海3県の自治体や経済団体などで組織する中部国際空港利用促進協議会など。「コロナ後」を見据え、新たな目玉商品を生み出し、観光客の誘致にもつなげるのが目的。
昨年、試験的に初めて酒25…
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