EU、ロシアへの化石エネルギー依存をゼロに 2027年までに

有料会員記事ウクライナ情勢

ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)は11日、2027年までにロシアの化石エネルギーへの依存をゼロにすると発表した。ウクライナへの軍事侵攻を踏まえたうえで「エネルギー安全保障」の確立を急ぎ、ロシアに対する経済的な圧力にもつなげる。ウクライナの武器調達への支援は、10億ユーロ(約1300億円)に倍増する。

 パリ郊外のベルサイユ宮殿で開いた臨時のEU首脳会議で「可能な限りすみやかな脱ロシア依存」を確認。具体策づくりを担う欧州委員会フォンデアライエン委員長が、27年に実現する案を5月に示すと記者会見で表明した。

 EUのエネルギー輸入元(20年)は、天然ガス、原油、石炭のいずれもロシアが最大で、それぞれ38%、26%、46%を占める。これを中東や米国からの液化天然ガス(LNG)の輸入や水素利用の拡大、再生可能エネルギーの導入の加速などで埋め合わせる。

 首脳会議では、防衛予算の増…

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