「立憲の期待が盛り上がらないのは……」小沢一郎氏が持論展開
立憲民主党・小沢一郎氏(発言録)
(立憲民主党などが掲げる)ジェンダー(平等)とか多様化とか、それがどういうことかほとんどの人が分からない。分からないようなことを政治家が言ってもしょうがない。
かつて「国民の生活が第一」(を掲げた)。今もそうだが、国民の皆さんには非常に分かりやすい話。やはり政治の主張、訴えは国民にとって分かりやすいものでなければならない。自分だけ分かったようなこと言っても、聞いている人が全然分からないのでは意味がない。
我が党がなぜ、国民の期待感が盛り上がらないのか。それは国民の胸にピンとくるような主張、分かりやすい訴えをしないからだ。そういう意味で、その時々のはやりに乗る必要はない。本当に政治がなすべきこと、その責任、その義務をきちんと言葉として国民に伝えること。それが大事だ。(都内での講演会で)
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- 【視点】
小沢一郎氏と小泉純一郎氏はかつてよく比較され、似ている点があると言われていました。一つは政敵に対して「守旧派」「抵抗勢力」とレッテルを貼り、構図をはっきりさせる点。もう一つは、小泉氏の場合は「ワンフレーズ・ポリティクス」と言われましたが、シ