【詳報】ウクライナ侵攻8、3月13日~16日(日本時間)の動き

有料会員記事ウクライナ情勢

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 ロシア軍によるウクライナ侵攻が続いています。首都キエフ西部の共同住宅への攻撃が相次ぎ、死者も出ています。激しさを増す攻撃を受けて、キエフでは外出禁止令が出されることになり、緊張が高まっています。中断していた4回目の停戦協議は再開されましたが、前向きな結果に結びつくかどうかは不透明な状況です。

(タイムスタンプは日本時間。括弧内は現地時間)

■■■日本時間3月16日■■■

23:55(キエフ16:55)

マリウポリから脱出の民間人車列に攻撃か ウクライナ軍発表

 ウクライナ軍参謀本部は16日、激戦地のウクライナ南東部マリウポリから同日午後に脱出した民間人の車列がロシア軍によるロケット弾による攻撃を受け、死者と負傷者が出たと発表した。負傷者には複数の子どもが含まれるというが、詳しい状況など詳細はまだわかっていないという。

23:15(ワシントン10:15)

米ロ高官が電話協議 化学・生物兵器を使用しないよう牽制

 米ホワイトハウスは16日、サリバン大統領補佐官がロシアのパトルシェフ国家安全保障会議書記と電話で協議したと発表した。サリバン氏は、ウクライナ侵攻に強く反対するとともに、化学・生物兵器の使用をしないよう牽制(けんせい)した。

 ホワイトハウスの発表によると、サリバン氏は「ロシアによる、いわれのない不当な侵攻に強く明確に反対する」と改めて表明。もしロシアが外交を真剣に考えているのであれば、ウクライナへの攻撃を止めるよう求めた。

 また、ロシアがウクライナで化学・生物兵器を使用する決断をした場合、それがもたらす「結果や影響について警告した」という。

23:00(ワシントン10:00)

米議会、ウクライナへのさらなる支援求める声

 ウクライナのゼレンスキー大統領が16日に米議会でオンライン演説したことを受け、民主、共和両党の議員からはさらなるウクライナ支援を求める声があがった。

 共和党のマッカーシー下院院内総務は「ウクライナに(旧ソ連製の)ミグ29戦闘機を提供してほしい。戦闘機があれば、彼らは飛行禁止区域を設定することができる」と話した。

 上院外交委員会の幹部、リッシュ上院議員(共和)は声明で「戦闘機を送ろう。防衛システムを送ろう。もっと早くやろう」などと訴えた。

 上院情報委員会のワーナー委員長(民主)も「我々は対戦車兵器や対空ミサイルを含む追加の防衛支援や、ロシアへの新たな制裁を求めるゼレンスキー大統領の求めに耳を傾けるべきだ」とする声明を出した。

22:35(ブリュッセル14:35)

EU側とウクライナの送電網、安定接続可能に

 欧州連合(EU)は16日…

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    菅野志桜里
    (弁護士・国際人道プラットフォーム代表)
    2022年3月17日11時31分 投稿

    【視点】マクロン大統領が、ウクライナ難民とアフガニスタン難民とで対応が違うのではないかと問われ、同じ基準を適用していると反論したとのこと。 岸田首相が同じ質問をされたら、どう答えるでしょう。同じ基準を適用していると言えるでしょうか。 昨年の政変