ロシア、欧州が「頼る」ソユーズで報復 前沢社長も乗ったロケット

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小出大貴
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 ロシアによるウクライナ侵攻の影響が、世界各地の宇宙飛行士を宇宙に送り続けてきたロシア製のソユーズロケットにも及んでいる。米欧の経済制裁に反発し、ロシアの国営宇宙公社ロスコスモス社は3日、英企業のソユーズでの人工衛星の打ち上げを中止した。今後、欧州や日本の企業もソユーズを使えなくなる可能性も出てきている。

 「西側の制裁への私たちの報復だ」

 ロスコスモス社は4日、ツイッターにそう投稿。英国の人工衛星事業者ワンウェブ社の人工衛星の打ち上げをとりやめたのは、英政府のせいだと正当化した。

 ロスコスモス社は、打ち上げの条件として、英政府がワンウェブ社から出資を引き揚げることと、衛星が軍事目的でないことを証明することをワンウェブ社に要求した。だが、英政府は「政府はワンウェブ社の株を売却しない」(担当相)として拒否。ロスコスモス社は、英側が条件に応じなかったので中止を決めたとしている。

■打ち上げ直前、ロシアが出し…

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    遠藤謙
    (エンジニア)
    2022年3月21日21時28分 投稿
    【視点】

    ロシアへの経済制裁が増える中、宇宙開発への影響はどうなるのかと調べたら見つかった記事がこれ。やはり、ソユーズの利用に関する制限は他国への大きな牽制となっていた。日本でもいくつものスタートアップが大打撃を受けかねない。一方でアメリカは2020