イラクの米総領事館近くに弾道ミサイル12発 イラン側が攻撃認める

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ドバイ=伊藤喜之
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 イラク北部のクルド人自治区のアルビルで13日未明、12発の弾道ミサイルによる攻撃があった。着弾したのは建設中の米国の新しい総領事館近くで、イランから国境を越えて飛来したとみられ、イランの革命防衛隊が攻撃を認める声明を出した。米国側は強く非難している。地元メディアなどが伝えた。

 クルド自治政府などによると、ミサイルは13日午前1時ごろ、建設中の米国総領事館付近や商業店舗、地元テレビ局「クルディスタン24」の社屋などに着弾した。民間人2人が軽傷を負ったという。

 イラクでは、米軍の同国内からの完全撤退を求めている親イラン系武装勢力により、米軍駐留基地や米大使館などを標的にした攻撃が近年繰り返されてきた。

 しかし、そうした攻撃は構造…

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