栃ノ心「戦争は最悪」 隣国の侵攻に心境吐露 母国は過去に紛争経験

松本龍三郎
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 大相撲の幕内栃ノ心(34)の故郷ジョージアは、ロシアと国境を接し、ウクライナと同じく黒海を望む。大阪で開催されている春場所2日目のオンライン取材で、栃ノ心はウクライナの戦禍について思いを語った。

 ロシアの軍事侵攻により犠牲者が増え続けている状況を報道で見聞きし、「ウクライナはぼっろぼろにされた。子どもたちも死んでるし、本当に悲しいですよね。戦争って本当に最悪なんです」と言った。

 母国のジョージアも2008年、ロシアとの間で紛争が起きている。

 「僕の国も何回も戦争している国なんで。戦争はやっぱり、良いことないんですよね。早く終わればいいと思いますけどね。平和が一番良いんですよ」

 その言葉には、実感がこもっていた。

 栃ノ心には、ウクライナ、ロシアの双方に友人がいるという。「普通の人はやっぱり戦争はしたくないんですよね、どっちも」とやりきれなさがにじんだ。

 ウクライナだけでなく、母国が侵攻を受ける危機感も抱く。「ジョージアとウクライナもすごく近いですからね。明日は何が起きるのかわかりませんね、はっきり言って。だから、早く戦争が終わればいいんですけどね……」(松本龍三郎)