広島の地方議員、異例の一斉退場 岸田首相支える「王国」に動揺

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 河井克行元法相=実刑確定=と妻案里氏=有罪確定=による選挙買収事件で、検察当局は14日、現金を受け取ったとされる広島の地方議員ら34人について、当初の不起訴処分を覆して起訴した。これほど一斉に政治家が起訴されるのは極めて異例だ。地元出身の岸田文雄首相を支える「自民王国」は混迷を深めている。

 河井克行元法相らから現金を受け取った議員ら100人のうち34人が一転して公職選挙法違反(被買収)の罪で起訴された。うち容疑を否認するなどし、正式起訴とされた議員9人の多くは検察の対応に不満をあらわにし、辞職せずに公判で争う構えだ。

 「現金をもらうのは政治の世界では普通。政治家みんなやっとるんじゃ」。70万円を受領し、正式起訴された藤田博之・広島市議は14日、取材に語った。藤田氏ら市議5人は今月2日、「微塵(みじん)の罪悪感もなかった」とする連名の談話を発表していた。

 正式起訴されたのは広島県議…

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