ザポリージャ原発での「弾薬爆発」 IAEAが情報収集、詳細触れず

ウクライナ情勢

ブリュッセル=青田秀樹
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 国際原子力機関(IAEA)は14日、ウクライナ南部のザポリージャ原発を掌握したロシア軍が敷地内で弾薬を爆発させたと伝えられたことを受け、「情報を収集中だ」とする声明を出した。

 ウクライナの原子力企業エネルゴアトムが同日、「訓練施設や原発の1号機のそばで弾薬の『処理』を計画している」とSNSで訴え、実際に爆発させたとロシア軍を強く非難していた。IAEAは安全上の問題や爆発の意図などの詳細には触れず、「当局者から不発弾の探査や処理が行われているとの説明を受けていた」とだけ伝えた。

 チェルノブイリ原発の外部電源については、復旧後に再びロシア軍が損傷を与えたとウクライナ側が指摘していた。IAEAはこの日の声明で、その後に修理が進んで電源を再接続する作業が改めて始まったとの報告を受けた、とした。(ブリュッセル=青田秀樹)