人道危機のマリウポリ、一部住民避難 攻撃続きライフライン断たれる

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ベルリン=野島淳、ワシントン=高野遼
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 ロシア軍によるウクライナへの侵攻が続くなか、深刻な人道危機に陥る南東部マリウポリで14日、一部住民の避難が実現した。だが、支援物資の運び込みは十分できなかった模様だ。両国は前日に続き15日にも停戦協議をする予定で、人道状況の改善に向けて交渉の進展が期待される。

 マリウポリの地元当局は14日午後、自家用車160台以上が近隣の町に向けて脱出したとSNSで明らかにした。マリウポリはロシア軍の包囲で攻撃が続き、電気や水などライフラインが断たれ、「約2500人が亡くなった」(ウクライナ当局)とされる。

 戦闘地域で住民の避難ルートを確保する「人道回廊」はロシアとウクライナ双方の合意の下、各地で設けられ、避難が進められている。だが、ウクライナのウニアン通信によると、マリウポリへ水や食料などを運ぶ部隊は砲撃などのため、足止めされたという。

 こうした中、双方の代表者に…

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