不登校の児童の居場所づくり NPO理事長が感じた子どもの変化

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垣花昌弘
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 「不登校の子どもたちが家から外に出るきっかけをつくり、自分の思いをちゃんと話すことができるようにしたい」

 山口県光市の住宅街の一角で、不登校の児童・生徒を受け入れ、学校や社会に復帰できるような活動に取り組むNPO法人「チャイルドハウスひなたぼっこ」の理事長、原田幸子さん(63)は話す。

 「ひなたぼっこ」は2017年、障害のある子どもを預かる放課後デイサービスの事業所となったが、授業を終えた子どもたちがやって来る前の午前から昼過ぎにかけては、不登校の子どもたちの居場所になっている。

 原田さんの実家を改装した施設で、昼食づくり、読書、学習プリント、ものづくり、花の苗植え、地域の清掃、買い物など生活意欲や学習意欲を高めるため、それぞれの興味や関心に応じた体験活動を採り入れる。「子ども一人ひとりの思いを大切にしたい」と原田さん。いまは不登校の子ども4人を受け入れる。

 当初は学校への復帰が主な目…

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    おおたとしまさ
    (教育ジャーナリスト)
    2022年3月16日12時48分 投稿

    【解説】新学年を前にしたいまの時期は、不登校の子どもたちの情緒が不安定になりやすいのだと、つい数週間前の取材で聞きました(いま、不登校の子どもたちの学びの場についての本を書いています)。年度が替われば、クラスが変われば、担任が替われば、学校に行ける