小松島市道工事現場から基準超す六価クロム 舗装撤去し汚染土処理へ

伊藤稔
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 徳島県小松島市田浦町の市道舗装工事の改良土壌から、国の環境基準の2倍となる六価クロムが検出された。工事業者は検査結果が判明する前に工事を進めており、市がいきさつなどを調べている。14日の市議会産業建設委員会の質疑で明らかになった。

 市都市整備課によると、現場は延長約25メートルの区間で、アスファルト舗装に加え、セメントの粉体を土壌に混ぜて地盤を改良する計画だった。ただ、セメントが現場の土などと反応して六価クロムが発生する恐れがあるため、事前に検査する必要があった。

 業者は2月24日に検査を依頼したものの、結果が出る前に舗装工事をしていたという。六価クロムは改良した土壌1リットルあたり0・1ミリグラム検出されており、市は舗装の表面を撤去し、土壌を処理するという。(伊藤稔)