ORAN袋井、地域とともに新チーム名で臨む 静岡県社会人サッカー

長谷川智
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 静岡県社会人サッカー2部リーグの袋井サッカークラブが14日、チーム名を「ORAN(オラン)袋井」に変更すると発表した。2月にプロ契約したブラジル人のカルロス監督が会見し、「県1部に早く昇格したい。地元の協力を期待している」と意気込みを語った。

 新チーム名について、運営会社ロイユニックスの安原直哉社長は「おらが町のチームで、袋井を代表している意味を込めた。地域に根ざしたチームにしたい」と述べた。チームは2013年に磐田市で発足し、15年に袋井市に移転。24年に東海リーグ、30年にJFL(日本フットボールリーグ)入りが目標で、今季の県1部昇格を目指している。

 カルロス監督は「1試合、1試合、しっかり戦うチームにしたい。2月から指導しているが、選手は真面目でやる気も強い」と話した。00年に来日し、Jリーグの山形や湘南に加え、袋井高校など県内高校で指導し、過去7年間、同市在住の経験もある。「ブラジル人の多い地域なので、住みやすい」と妻とともに同市内に住む。

 中学生対象のジュニアユースを4月に発足させる方針も発表し、監督に就任する鷹見将成さんは「目先の勝利にこだわらず、将来を見据えて指導したい」と話した。園児や小学校対象のスクールも充実させる。

 同市は、サッカーや卓球で知られる磐田市、野球やソフトボールが盛んな掛川市にはさまれて、スポーツではやや地味な存在。遠州トラックや遠州三山など地元の企業や寺院がスポンサーとなり、ロゴを入れたユニホームも新調して地域での盛り上げを図る。(長谷川智)