ロシアがウクライナに侵攻してから間もなく3週間。ウクライナ全土で、子どもを含めた民間人に被害が広がっている。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、侵攻が始まってから少なくとも民間人691人が死亡した。
2月27日、ウクライナ南東部マリウポリ市内の病院に、6歳の女の子が救急搬送されてきた。ロシア軍の攻撃で負傷し、心肺停止した女の子を救急隊員や医師が交代で心臓マッサージする。だが、息を吹き返すことはなかった。AP通信などが、動画で伝えた。
マリウポリは親ロシア派支配地域と隣接し、市民の被害が拡大している。市当局は15日、前日までの死者が2357人に上ったと発表した。
首都キエフでもロシア軍の攻…
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