ロシア国債、強まるデフォルトの懸念 ルーブル払いにこだわる理由は

有料記事ウクライナ情勢

江口英佑、細見るい 徳島慎也
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 ウクライナへの侵攻を続けるロシアの国債の一部が16日に利払いの期限を迎え、債務不履行(デフォルト)になる懸念が強まっている。期限を迎えるドル建ての国債の利払いについて、ロシア政府が自国通貨ルーブルで返す方針を示しているからだ。約束と異なる通貨で支払われれば、大手格付け会社がデフォルトとみなす可能性が高く、ロシア経済にはさらに打撃となりそうだ。

 16日が期限のドル建てのロシア国債の利払いは1・17億ドル(約138億円)分。支払いの猶予期間が30日間あり、その間に支払われなければ、デフォルトとなる見込みだ。

 米金融大手JPモルガンによると、外貨建て債務は16日以降も相次いで返済期限を迎える。21日の6600万ドル(約77億円)を始め、3月だけで計7・32億ドル(約863億円)あり、4月にも計21・29億ドル(約2512億円)の支払いが迫っているという。

ルーブル払いが強行されれば、デフォルトと認定される可能性があります。ロシアがルーブル払いにこだわる背景には何があるんでしょうか。

 ただ、米欧の経済制裁に反発…

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    前田直人
    (朝日新聞コンテンツ戦略ディレクター)
    2022年3月16日21時52分 投稿
    【視点】

    パックンのコメントに共感します。「無力」を語るのは、嘆きに過ぎません。考えれば考えるほどありえない、SFの失敗作のような今の事態を打開しようとするすべての非軍事オプションが「無力」なはずはないと思います。 大戦を起きにくくする最大の抑

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    パトリック・ハーラン
    (お笑い芸人・タレント)
    2022年3月16日18時50分 投稿
    【視点】

    学者や(僕ら)コメンテーターは経済制裁の無力さを語りがちだ、今回の対ロシア制裁が効いていることは間違いない。ロシアの中央銀行が行った調査では、今年、インフレは20%に足し、GDPは8%縮小する見込みだ。さらに、フランスの国際金融協会によると