花粉症つらいでごザル 止まらぬ涙、序列1位の「プリコ」は重い症状

森直由
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 花粉が飛散するシーズンを迎え、淡路島モンキーセンター(兵庫県洲本市)では、群れで暮らす野生のニホンザル約350頭のうち、少なくとも約30頭に花粉症の症状が確認されている。症状の重いサルはくしゃみをしたり、目や鼻をこすったりしていた。

 センターによると、例年よりも半月ほど遅い3月初旬から、サルの間で花粉症の症状が確認され始めた。メスの序列1位の「プリコ」(21歳)は特に症状が重いという。流れ続ける涙や鼻水を何度もぬぐい、ほかのサルから毛づくろいをしてもらっているときも、つらそうな表情をしていた。

 センターの担当者は「さらに症状が重いと、食欲や元気がなくなってくる。人と違って対策がとれないので、見守ることしかできません」。サルにとってもつらい日々は、4月上旬ごろまで続くとみられる。(森直由)