「歴史に記録されることを望む」 景気減速覚悟、パウエル氏の決意

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ワシントン=青山直篤
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 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は16日、コロナ禍に続くロシアのウクライナ侵攻という「戦時下」でも、利上げに踏み切った。深刻化する物価上昇を前に、金利を上げて消費や投資の需要を減らし、物価を抑え込む「インフレ抑制策」を最優先にする立場を示したものだ。その姿勢は3月3日の米上院公聴会でのやりとりから示されていた。

 公聴会でシェルビー議員が言及したのは、1979~87年にFRB議長を務めたポール・ボルカー氏。石油危機後の激しいインフレに直面し、短期的には不況に陥る懸念を抱えながら利上げを断行したボルカー氏に触れ、シェルビー氏はパウエル氏に問いただした。

 「インフレを制御し物価の安定を守るため、いまやらなければならないことをあえてする用意があるか」

 パウエル氏はまず、ボルカー…

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