東北新幹線、福島-白石蔵王間で車両の一部脱線 東北で最大震度6強

【動画】地震発生時の朝日新聞仙台総局の様子
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 16日午後11時36分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、宮城県登米市蔵王町、福島県相馬市、南相馬市、国見町で最大震度6強を観測した。このほか宮城県中部で震度6弱、岩手県内陸などで震度5強を記録し、東京23区でも震度4を観測した。震源の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7・3と推定される。気象庁は午後11時39分、宮城県と福島県に津波注意報を出した。

 政府は午後11時39分、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。岸田文雄首相は同11時55分ごろ、官邸に入った。

 原子力規制庁によると、東京電力福島第一原発は状況を確認中で、福島第二原発は異常は確認されていないという。また、東北電力女川原発(宮城県)も異常は確認されていない。

 東京電力パワーグリッドのサイトによると、17日午前0時現在、東京都で約70万軒、神奈川県で約30万7千軒、埼玉県で約29万8千軒など、管内全域の停電数は約209万8千軒に上るという。

 東北電力ネットワークは16日午後11時55分現在、東北6県と新潟県で計約15万4800戸が停電していると発表した。福島県で約9万9200戸、宮城県で約4万6千戸、青森県で約9100戸などが停電している。

 JR東日本によると、福島駅―白石蔵王駅間の東北新幹線の一部の車両が脱線した。乗客にけがはないという。

 東京都心では、17日午前0時時点で、山手線中央線など関東の広い範囲で列車の運転を見合わせた。JR東海によると、東海道新幹線は地震の影響で停電し、東京―掛川間で一時運転を見合わせた。