米利上げ 日本にも波及 円安・物価高が加速 日銀の対応は?

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徳島慎也
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 米国の利上げは、日本経済にも大きな影響を及ぼすことになる。まずは、昨年来進んでいる円安傾向がさらに強まる可能性がある。日本より金利が高いドルを買う動きが強まるからだ。円安は輸出企業にとってはプラスだが、輸入物価の上昇につながり、家計や企業の負担を重くする要因にもなる。

 東京外国為替市場では17日、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ決定を受け、金利が高く、より高い運用益が見込めるドルを買って円を売る動きが加速。円は一時1ドル=119円台まで下落し、2016年2月以来の低い水準となった。

 FRBによる利上げを見越し、米国では長期金利が上昇。それに引っ張られる形で、日本の長期金利の指標となる10年物国債の利回りも15日以降、0・2%台の高い水準で推移している。しかし、日銀はいまのところ、長期金利の上限を0・25%に抑え込む方針を決めている。このままでは、米国の金利が上がって日米の差が広がり、さらに円安傾向が強まる可能性がある。

 こうした状況をふまえ、日銀…

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