キースが語るストーンズの解散危機 新作や来日、チャーリーの死…

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定塚遼
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 「しばらくは、これで(ストーンズは)終わりだと本気で思っていた」。朝日新聞の単独取材に応じたザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズはそう語る。

 昨年、ドラマーのチャーリー・ワッツの死去によって、一時存続の危機に陥ったが、今は新アルバムのレコーディングも進めていることも明かした。キースはストーンズの新作に加え、インタビューでは来日公演の可能性についても言及した。

 このほか、チャーリーの死、ミック・ジャガーとの関係性の変化、ストーンズが過去最も解散に近づいた瞬間について率直に語った。

 さらにインタビュー終盤では、自身の音楽人生につけた10点満点の点数や「沈黙が俺のキャンバス」というギター哲学、そしてウクライナ問題についても語った。

 ――ストーンズは今年結成60周年を迎えます。昨年はチャーリーを失うというとても悲しい年になってしまいました。改めてチャーリーが亡くなったことについて、どのように感じていますか。また、ストーンズを続けるという決断について教えて下さい。

 キース:当然ながら、とてもとても大きな痛手だ。しばらくの間、もうこれで終わりだと本気で思っていたよ。

インタビューでは、新作や来年のストーンズ来日の可能性について踏み込んだ発言をしているほか、過去のミックとの確執と解散危機、現在の関係などについても語っています。

■「チャーリーは病を克服する…

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