まん防解除、県内は酒提供自粛・時短など求めず

新型コロナウイルス

小木雄太、藤谷和広
[PR]

 新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が千葉県内でも21日に解除されることが決まり、県は17日、対策本部会議で解除後の対応を決めた。飲食店への酒類提供自粛や時短営業は求めず、会食は4人を基本にしたうえで県民の判断に委ねるかたちをとる。県立学校の部活動の制限もなく、熊谷俊人知事は「社会経済活動の維持との両立を目指しながら、感染防止対策に取り組んでいく」と説明している。

     ◇

 県内の直近1週間平均の新規感染者数は、16日時点で3084人。1日の新規感染者数としては過去最多を更新した2月10日時点の5211人から大きく減り、前週からの増加率も0・93と、緩やかではあるが減少傾向が続いている。

 病床使用率は51・1%、酸素投与を必要とする中等症以上の患者数は220人と、いずれも低減傾向が続いている。熊谷知事は「高齢者へのワクチンの追加接種も進み、医療への負荷や命に関するリスクについては着実に軽減を図られている」と説明した。

 認証店と確認店に求めていた午後9時までの時短営業、それ以外の飲食店に求めていた酒類提供の自粛と午後8時までの時短営業について、3月22日以降は要請しない。会食は基本「1テーブル4人」を呼びかけるものの、熊谷知事は「グループ全体の人数が4人以下という意味ではない。それぞれの目的や空間、状況に応じて判断してほしい」と話し、判断は県民に委ねられるかたちとなった。

 イベントについては、事前に計画を策定した上で県に認められれば、2万人としていた上限人数を撤廃。県立学校の部活動は、これまで平日3日・休日1日までの制限があったが、これも求めない。禁止としていた県外校も含めた他校との練習試合や交流についても制限しない。

 販売を停止していた国の飲食店支援事業「Go To イート」や、県内での宿泊料金を1泊最大5千円割り引く「千葉とく旅キャンペーン」も再開していく。「イート」は、認証店に限って使えるプレミアム付き食事券(1万円で最大1万2500円分)の販売は22日から再開。確認店でも使える食事券(1万円で最大1万2千円分)も今後の感染状況を見極めて再開の判断をする。

 熊谷知事は「呼びかけている内容は制約としては少なく、今度は県民側にボールは渡されているところがある。通常に近い生活を行いながらも感染リスクを低減することが、一番重要だ」と強調した。(小木雄太、藤谷和広)

22日以降の主な要請内容

○飲食店 1テーブル4人を基本としつつ、人数の制限は設けない。酒類提供の自粛や時短営業は要請しない

○イベント 計画をつくり県の確認を受ければ、上限はなし。それ以外は上限5千人または収容定員の50%以内など

○県立学校の部活動 週3日などの制限を設けず、県外校との練習試合も可

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]