スロバキア、ウクライナに防空ミサイル提供の意向 米国との調整続く

有料記事ウクライナ情勢

ワシントン=高野遼
[PR]

 欧州訪問中のオースティン米国防長官は17日、スロバキアで同国のナド国防相と会談した。スロバキア側は、旧ソ連製の防空ミサイルシステム「S300」などをウクライナに提供する意向があると明らかにした。ただ、自国の防衛力を維持するために代替手段の提供を求めており、米国との調整が続いている。

 2人は会談を終え、共同記者会見に臨んだ。ナド氏によると、会談ではスロバキアがS300や旧ソ連製のミグ29戦闘機をウクライナに提供した場合の代替手段について、米側と「多様な選択肢を議論した」という。

 ナド氏は「適切な代替品があれば、すぐにでもS300をウクライナに提供する意向がある」と明言。また「我々がミグ29戦闘機を使用しないと決断すれば、(米国などから)F16戦闘機を受け取る必要がある」とも述べた。

 これに対し、オースティン氏…

この記事は有料記事です。残り274文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら

ウクライナ情勢 最新ニュース

ウクライナ情勢 最新ニュース

ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]