愛知製鋼の元役員らに無罪 営業秘密漏洩事件で名古屋地裁

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 営業秘密を外部に漏らしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)罪に問われたトヨタ自動車系大手「愛知製鋼」(愛知県東海市)元役員の本蔵義信被告(71)と元社員菊池永喜被告(68)の判決が18日、名古屋地裁であり、板津正道裁判長は無罪を言い渡した。

 本蔵被告らの起訴内容は2013年4月、他社の従業員に愛知製鋼の営業秘密をホワイトボードに書いて説明し、漏洩(ろうえい)したというもの。検察側は本蔵被告に懲役3年罰金200万円、菊池被告に懲役2年罰金100万円を求刑していた。

 弁護側は、機械メーカーにとって汎用(はんよう)的な技術で、営業秘密とはいえないなどとして無罪を主張していた。