第11回念願の路面電車の運転士になれるか 広電教習生たち、試験の合否は

有料会員記事

松田史朗
【動画】「だから私は運転士になる」第3部=遠藤真梨撮影
[PR]

広島電鉄物語 第三部「だから私は運転士になる」③

 大手鉄道会社から広電に転職した宮川卓也(34)、広電入社5年目の山口紗奈(23)、宇都宮ライトレールから出向してきた土橋拓実(24)の3人は、路面電車の運転士をめざし、昨年5月に広島電鉄(広島市)の養成所に入所した。

 学科試験をクリアした3人は昨年8月中旬から、路上に出て路面電車を動かす技能講習に入った。

 3人にとって、それは予想を超えた試練だった。路面電車は道路上で自動車や自転車と並走するため、至るところに事故のリスクがある。

 そうした危険を事前に把握することに加え、ダイヤを守るための速度、車内の乗客への配慮など、運転士はあらゆる面に目を行き届かせることが要求される。

 3人は日々の訓練で苦闘し、失敗を重ねながらも運転士としての腕を徐々に磨いていった。

 訓練の成果を試す「技能試験」は、クリスマスを控えた昨年12月21~23日の日程で行われた。24日は追試を受ける教習生のための予備日になっていた。

■「本番は不安です」…

この記事は有料会員記事です。残り3055文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載広島電鉄物語(全10回)

この連載の一覧を見る