電車に乗れない帰国者目当て、空港から「白タク」容疑 男6人を逮捕

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 新型コロナの水際対策で公共交通機関を使わないよう呼びかけられていた帰国者を当て込み、空港から無許可で客を送迎する「白タク」行為を繰り返したとして、大阪府警は、旅行会社「チャータージャパン」代表取締役の坂本清美容疑者(69)=東京都狛江市西野川2丁目=ら6人を道路運送法違反容疑で逮捕し、同社を同容疑で書類送検したと18日に発表した。

 府警によると、坂本容疑者は運転代行会社も経営。「コロナで酔客が減り、運転代行の利用者が激減した。(帰国者は)公共交通機関が使えないので空港からの送迎は需要があると思った」と供述したという。

 交通捜査課によると、坂本容疑者は他の男らと共謀し、昨年10~12月、関西空港成田空港などで帰国者を客として車に乗せ、客の自宅やホテルなどに計17回、送迎した疑いがある。料金として計50万円以上を受け取っていたという。他にチャータージャパンの社員や契約業者ら5人も同容疑で逮捕した。

 坂本容疑者らは、同社のホームページで利用客を募集。府警が決済の記録などを確認したところ、同社は20年3月~21年12月に計約2400回、無許可でタクシー営業をし、約9千万円を売り上げていたという。