複合施設の天井落下、白石城の壁はがれる 地震の爪痕、宮城でなお

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申知仁
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 16日深夜の地震で新幹線脱線事故が起きた宮城県白石市では、複合施設や観光名所の白石城でも大きな被害が出た。現時点で復旧の見通しはたっていない。

 約600席のコンサートホールと運動競技用アリーナの複合施設「ホワイトキューブ」(同市)では、コンサートホールの天井(高さ約10メートル)から石膏(せっこう)製の天井材や照明が座席の上に落下した。座席や鉄骨の座席土台が壊れたほか、パイプオルガンのパイプの一部も曲がった。夜間の地震だったため、けが人はなかった。施設の指定管理者「市文化体育活動センター」の担当者は「もしコンサート中だったらと思うと、ぞっとする」と話した。

 市の担当者は「東日本大震災でもここまでの被害は出なかった。現時点では復旧の見通しも立っていない」と嘆く。

 市によると、ホワイトキューブは1997年に完成。震災ではパイプオルガンが一部破損するなどの被害が出た。天井が落ちたのは今回が初めてという。担当者は「昨年2月の福島県沖地震もあり、ダメージが蓄積されていた可能性がある」と話す。

 この施設のアリーナは、市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、しばらく接種を休止する。現在、アリーナでは大きな被害は確認されておらず、安全点検後の22日から再開させる予定という。

 市の観光名所の白石城は天守…

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