広がるサイバー攻撃、森永製菓は一部で製造中止 工作機械会社も被害

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渡辺淳基、山下裕志、三浦惇平
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 日本企業へのサイバー攻撃が広がっている。タイヤ大手ブリヂストンは18日、米国のグループ会社の工場が1週間ほど停止したと発表した。森永製菓も一部商品の製造を止めた。工作機械メーカーでも新たに被害が判明した。これまでも自動車部品メーカーなどが標的になっており、各社は対応を急ぐ。

 ブリヂストンによると、米州を統括する「ブリヂストン アメリカス」で、第三者からの不正アクセスが2月27日にわかった。ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による攻撃だったことを、3月17日までに特定したという。

 システムの点検のため、米国の複数のタイヤ工場が1週間ほど操業を止めた。工場は復旧しており、出荷の遅れや販売への影響はなかったという。情報流出の有無については調査中だとしている。

 森永製菓は17日、複数のサーバーが13日深夜に不正アクセスを受けたと確認したと発表した。製造関係のシステムの一部で障害があり、18日午後3時の時点で一部の商品の製造が止まっている。物流・配送や営業関係のシステムでも一部で障害があったが、復旧したという。広報担当者は「在庫はあるため顧客への影響はすぐにはない」とする。

 同社は対策本部をつくり、情…

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