マンホール聖戦、三島でスタート ふた撮影し投稿、ポイントで賞品

南島信也
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 ゲーム感覚でマンホールのふたを撮影して投稿する「マンホール聖戦」が19~24日、静岡県三島市で行われる。老朽化や劣化が進んだマンホールのふたの情報を市民の協力で集めるためのイベントで、県内では初めての開催となる。

 市下水道課によると、市内には約1万3千枚のふたがあり、今年度は89枚交換したという。市や委託業者が傷み具合を目視で確認して交換しているが、インフラの維持管理は多くの自治体にとって深刻な課題となっている。

 そこで市は、昨年、東京都渋谷区石川県加賀市で「マンホール聖戦」を仕掛けて話題になった、NPO法人「ホール・アース・ファウンデーション」(本部・シンガポール)と水道管・ガス管メーカーの「日本鋳鉄管」(本社・東京)に注目した。将来的には、AIを活用したマンホールなどインフラのメンテナンスを視野に入れている両者とタッグを組み、「聖戦in三島」を開催することになった。

 イベントは、このNPOが開発した専用アプリ「鉄とコンクリートの守り人」(鉄コン)を使って、マンホールのふたを撮影し投稿するもので、投稿数に応じた獲得ポイントで競う。車道や危険な場所にあるマンホールを除いた約1万枚のふたが対象となる。

 写真だけでなく、ひび割れや破損具合をレビューすることもできる。集めたデータを活用し、市はふたの更新に優先順位をつけ、効率的な交換につなげたい考えだ。

 入賞者には富士山三島東急ホテルの宿泊ペアチケットや、うなぎのかば焼き5人分など多くの賞品が用意されている。また、期間中に1日8千歩以上歩いた人にも抽選で特産品が当たる。三島市公式ウェブサイト内にあるイベント登録フォームから登録して参加できる。(南島信也)