クリの王様「銀寄」をクラフトビールに ふるさと納税返礼品にも

瀬戸口和秀
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 大阪府能勢町の特産品で、大粒で甘みが強くクリの王様ともいわれる「銀寄(ぎんよせ)」と町内産のホップを使ったクラフトビールが、20日から町観光物産センター(同町平野)で200本限定で販売される。町の担当者は「能勢の味覚と思いが詰まったビールをぜひ味わってほしい」と話す。

 町地域振興課によると、地域活性化などで包括連携協定を府と結ぶアサヒビールから、新しい地元産品の開発について支援を得られたことがきっかけだった。

 ビールの原材料となるホップは涼しく湿度が低い場所を好むことから、能勢町の気候などにマッチするとして注目。町内の若手農業者や町などで「能勢町ホップ栽培振興協議会」をつくり、2020年から町内でホップの栽培を始めた。

 加工品の一つとしてクラフトビールの製造を考え、能勢ならではの味を醸すため、町内のクリ農家が育てた「銀寄」を使うことにした。今年2月に大阪市内のビール醸造所の協力を得て、同協議会のメンバーらが醸造した。

 できあがったビールの名前は「銀寄エール 能勢の里山物語」。クリのような茶色とクリの淡い香りが特徴で、330ミリリットルで税込み850円。

 町はふるさと納税の返礼品として、3本セットも限定20セット用意している。(瀬戸口和秀)