村上春樹さんがラジオで「戦争をやめさせるための音楽」流した楽曲は

野波健祐
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 ロシアによるウクライナ侵攻に関し、「TOKYO FM」(全国38局ネット)は18日深夜、作家の村上春樹さんがディスクジョッキーを務めるラジオ番組「村上RADIO」の特別番組「戦争をやめさせるための音楽」を放送した。

 村上さんは反戦歌や命の尊さを訴える楽曲を選び、自ら訳した歌詞や時代背景とともに紹介。エドウィン・スターの反戦歌をブルース・スプリングスティーンがライブで披露した「黒い戦争(WAR)」や、スティービー・ワンダーによるボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」、ジャック・ジョンソンがカバーしたジョン・レノンの「イマジン」など11曲を流した。

 村上さんは番組の最後にキング牧師の言葉「ヒトラーがドイツでおこなった行為は、すべて合法的だった。そのことを決して忘れてはならない」を引用。「最近は議会制民主主義があまりうまく機能していないからという理由で、力を中央に集約した『権威主義』みたいなシステムに心を惹(ひ)かれる人が多いようです。効率的かもしれないけど、そのぶん闇の方向に転べば、とても危険な事態がもたらされます。みなさんも十分気をつけてくださいね」と語った。(野波健祐)