春の選抜高校野球が開幕 選手宣誓「大好きな野球できることに感謝」

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 第94回選抜高校野球大会日本高野連毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。

 21世紀枠3校を含む32校が頂点をめざし、13日間(準々決勝翌日と準決勝翌日の休養日2日を含む)にわたり熱戦を繰り広げる。

 18日が雨天中止となり、1日順延されたため決勝は31日の予定。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開会式は昨年に続き第1日に登場する浦和学院(埼玉)、大分舞鶴、和歌山東、倉敷工(岡山)、クラーク国際(北海道)、九州国際大付(福岡)の6校のみが参加した。ほかの26校は南から順に、行進する映像が球場の大型ビジョンで紹介された。

 選手宣誓は倉敷工の福島貫太主将が務めた。

 「夢と志が人生をつくる、当たり前だった日常が失われて、3年がたちます。今なお世界中でパンデミックが起こり、多くの人たちが苦しみや困難に立ち向かっています。

 それでも私たちは一歩ずつ歩んできました。甲子園に立つまでにたくさんの方々に支えてもらいました。

 今、野球ができているのもその人たちのおかげです。聖地・甲子園という舞台に立てることに感謝します。大好きな野球ができることに感謝します。そして、私たちの最大の理解者、応援してくれている家族に感謝します。ありがとう。

 夢や志を持ち続け、これからの未来に向かって、1日、1分、1秒を大切に歩んでいきます。

 ファイティングスピリット、フレンドシップ、フェアプレー。甲子園に立つ喜びを胸に、最後まであきらめることなく、正々堂々とプレーすることを誓います」

 力強い宣言に球場は拍手に包まれた。

 出場校の新型コロナのPCR検査は大会前を含め最大で計3回、行う。17日には、大会前検査で13人の陽性が確認されて集団感染と判断された京都国際が出場を辞退し、近畿地区補欠1位校の近江(滋賀)の繰り上げ出場が決まった。

 今大会の入場者数は、阪神甲子園球場がある兵庫県の方針に従い上限2万人で始まるが、「まん延防止等重点措置」の適用が解除される22日以降は上限は設けない。一昨年はコロナ禍で大会が中止となり、昨年は1万人に制限していた。

 学校関係者に限られるアルプス席の1校あたりの上限も1800人から3千人に拡大される。ブラスバンドの入場は変わらず各校50人まで。