ついに決着、笑ったのは記者か、将棋王か 竜名人戦リターンズ(下)

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勝負は佳境へ

 平田「将棋王」こと、中日ドラゴンズ平田良介選手(33)=3月23日で34歳=と、将棋好きの記者(50)がLINEを使って将棋の対局をする竜名人戦(非公式戦)は、いよいよ終盤戦にさしかかった。

 真剣勝負である。頭はフル回転している。対局中、世間話はしない。

 勝負とあまり関係のない話をするなら、対局前だ。

あの実力者に認められた?うらやましい……

 私には確認したいことがあった。それは、平田将棋王がプロ野球選手が参加した「第2回プロ野球最強将棋王決定戦」で連覇を果たした際、あの永世竜王でもある渡辺明・二冠(当時は三冠)から、初段の免状をいただいた、というニュースについてだ。ニュースになっているんだから、きっともらったのに違いない。けれど、やっぱり聞きたかった。

 いや、私だって自慢ではないが、若い頃に東京・千駄ケ谷の将棋会館の道場に何度か行き、アマ初段の認定を受けたことがある。だが、「渡辺明」の揮毫(きごう)の入った免状となれば、重みが違う。そばで見ていた渡辺永世竜王が、初段の実力ありと認めてくれたということは、大いに威張っていいことなのだ。

 まあ、つまるところ、うらやましかったのです。

 平田「免状、いただきました!」

 山田「いいっすねえ……」

 平田「本当にうれしかったです。サプライズでいただきました」

 山田「家に飾っているんですか」

 平田「いや、まだです」

 山田「あれ? 飾らないんですか」

 平田「実は、免状を入れる額縁を注文したんです。春季キャンプが始まる前に、家に届かなかったんですよ。キャンプが終わったころには届いているはずです。届いたら、すぐに飾ります」

 ということで、きっと今ごろは、部屋のどこかに飾られていることでしょう。

 さて、アマ初段の実力を持つ2人(?)による勝負に戻る。再掲図は、先手5六角まで。手前みそながら、好位置の角打ちだと心の中で自画自賛していた。

(再掲図から)

       △7四歩

▲6八金   △8二玉

▲1一飛成  △3三角

▲8六香   △8三銀打

▲同 香   △同 玉

▲1四龍   △5五角

▲4六銀   △6六角

▲5七銀   △9九角成

 後手の7四歩には、普通に7…

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