スズキ、インドにEV・電池工場建設へ 約1500億円投資

大平要
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 スズキは20日、インドで電気自動車(EV)やEV用の車載電池を生産する工場の増強や建設に、約1500億円(約1044億ルピー)を投じると発表した。2025~26年の稼働を目指す。

 スズキは、インド最大手の自動車メーカー。西部グジャラート州の工場の能力を増やして25年にEV生産に乗り出すほか、隣接地には車載用電池の工場を新設し、26年に稼働させる。岸田文雄首相のインド訪問に合わせてニューデリーで開かれた日印経済フォーラムで、同州と投資について覚書を交わした。

 スズキは25年をめどに、日本とインドでEVを投入する計画だ。資本提携するトヨタ自動車の協力も得ながら、低価格のEV開発を加速させる考え。

 インドのモディ首相は昨年11月、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、70年までにカーボンニュートラル温暖化ガス排出量実質ゼロ)達成を目指すと発表した。インドの二酸化炭素排出量は、中国と米国に次ぐ世界第3位。インドの自動車市場は今後も拡大を続けるとみられ、環境対策が急務となっている。(大平要)