(サッカー明治安田生命J1・19日、鹿島2―1湘南)
試合終了の笛に、湘南の背番号41はしゃがみ込んだ。
90分間走り回った末の逆転負け。
MF永木亮太はしばらくの間、立ち上がれなかった。
33歳を脱力させたのは疲労よりも悔しさと危機感だったはずだ。
今季、プロのキャリアをスタートさせた古巣に戻ってきた。
その湘南同様に、昨季まで6年在籍した相手の鹿島も「特別なチーム」。タイトルを手にしただけでなく、高いプロ意識を持つ選手たちと日々競争する充実感があった。
鹿島で最後のシーズンとなっ…
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