岸田首相、カンボジアPKOの殉職者慰霊碑に献花 PKO参加30年

プノンペン=坂本純也
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 岸田文雄首相は20日、訪問先カンボジアのプノンペンで、同国の国連平和維持活動(PKO)中に殺害された国連ボランティアの中田厚仁さんと、文民警察官の高田晴行警視の慰霊碑に献花した。

 今年は日本がPKOに参加してから30周年にあたる。宮沢喜一内閣の1992年6月にPKO協力法が成立。同年9月、政府は内戦が終わったばかりのカンボジアに自衛隊の施設部隊を派遣した。

 翌年4月、国連ボランティアとして選挙監視活動に参加していた中田さん(当時25)が銃撃され死亡。翌月には文民警察官の高田警視(同33)が武装集団に銃撃され殺害された。

 政府はカンボジアに派遣後もPKOを国際貢献の柱の一つに位置づけ、東ティモールゴラン高原南スーダンなどで実施してきた。(プノンペン=坂本純也)